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「うらみちお兄さん」の評価と感想:大人のしがらみブラックユーモアアニメ

「うらみちお兄さん」の評価

子供向け番組の体操のお兄さんが、子供相手に大人のしがらみを語り、悲哀に満ちたブラックユーモアを披露するアニメ。

見てもらいたい度:❤️❤️❤️➖➖

オススメ・ポイント

無邪気で元気で純粋な子供たちと、病んで疲れて荒んだ大人の心との対比で描くブラック・ユーモア。言ってることは身につまされるような暗いことなんだけど、ププッと笑えて、ちょっと切ない、不思議と嫌な気持ちにならないアニメです。

どのキャラもキャラが立っていて、それぞれの面白さがエピソードの随所に現れます。お気に入りは、それとなく気遣てくれる「クマオ君」と、それにも気付かずボーッとしてる「いけてるお兄さん」の関係性で、見ていて顔がほころぶような良さを感じました。

オススメの回

第8話「忖度と良心」です。

子供の純粋さに泣いてしまったり、子供の笑顔のためなら頑張れると、珍しく前向きで真摯なお兄さんの姿勢が見られる回でした。役立つ人生訓も多く語ってくれます。

「うらみちお兄さん」の参考リンク

  • Wikipedia うらみちお兄さん
  • TVアニメ「うらみちお兄さん」公式サイト
  • 一迅社WEB | うらみちお兄さん
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    「ヴァニタスの手記」の評価と感想:女子ウケ抜群アニメ

    夜のパリ

    「ヴァニタスの手記」の評価

    蒼月の吸血鬼が書いた伝説の「ヴァニタスの書」を持つ人間ヴァニタス(外道)と、その「ヴァニタスの書」を探す吸血鬼ノエ(天然)のバディムービー。初回にネタバレがあって、その結末に向かって「(そうなりそうにないのに)なぜそうなってしまうのか?」「(この状況から)どのようにそう進んでいくのか」を楽しむタイプの物語。

    見てもらいたい度:❤️❤️❤️➖➖

    オススメ・ポイント

    登場人物全てが派手で華のあるキャラです。19世紀のおフランスのパリが舞台となっており、美男子二人の喧嘩と友情、幼馴染の三角関係、強気女子が鬼畜野郎にどうしようもなく惹かれていってしまうとか、タルトタタンとか、女子ウケしそうな要素が満載のアニメです。

    ストーリーは「呪い持ち」と呼ばれる吸血鬼を狂気に陥れる現象と、それを救うことができる「ヴァニタスの書」を軸に、登場人物それぞれの過去や様々な謎を絡めながら進む、とても見応えのあるものでした。アクションあり、ユーモアあり、ちょっとドキドキするシーンもありで、とても楽しく観ることができます。

    救いとはなにか。なにがその人、そのときにとって救いとなるのか。そんな考えさせるテーマがあるところもオススメのポイントです。

    オススメの回

    第3話「Archiviste -血を暴く牙-」です。ヴァニタスの鬼畜の所業、それに翻弄されるジャンヌ、ポカンとするノエに、スーパーサイヤ人化するルカ、出落ちのドミと、見どころ満載です。

     

    「ヴァニタスの手記」の参考リンク

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    「現実主義勇者の王国再建記」の評価と感想:中国の古典を異世界で再現アニメ

    王国の国境

    「現実主義勇者の王国再建記」の評価

    他国への人身御供として召喚された主人公が、自分の身を守るために王国の再建を始める。やがて、国とそこに暮らす人々、新しくできた家族を守るために奮闘するようになっていく物語。

    見てもらいたい度:❤️❤️❤️➖➖

    オススメ・ポイント

    主人公がチート能力で活躍ではなく、元の世界で真面目に勉強して身につけた能力で国を経営していく様が実に面白かったです。この主人公は相当優秀で、しかも実によく働きます。

    9話以降の戦いのエピソードも見応えがあります。戦いの場面の描写よりも、その戦いに至る背景、思惑の描写にとても興味をそそられました。

    毎回の終わり方が絶妙で、次の回が気になってしょうがない。 録りためていたものを観はじめた私は、途中で止めることが出来ず、13話イッキ見してしまいました。

    オススメの回

    3話「臣をして忠臣たらしむことなかれ」です。 才能ある者を民間から広く募集するという主人公の呼びかけに応えてやってきたポンチョを迎える主人公の態度、その様子を見つめるハクヤの視点が中国の古典のようで面白かったです。

     

    「現実主義勇者の王国再建記」の参考リンク

     

    「現実主義勇者の王国再建記」関連商品

    名画モチーフの表紙がいいですね!👍

     

     

    「小林さんちのメイドラゴンS」の評価と感想:美少女メイドとイケメン小林の日常アニメ

    「小林さんちのメイドラゴンS」の評価

    ドラゴンと人間が、異種族間コミュニケーションを通して、それぞれ自身をみつめ直したり、しなかったりする物語。

    そんな説明なんて今さら要らない、超人気作です。

    見てもらいたい度:🐉🐉🐉🐉➖

    オススメ・ポイント

    オープニングからエンドカードまで楽しさいっぱい、いっときも目が離せません。キャラのポーズや動き、効果の美しさや背景の細やかさは絶品です。あまりの素晴らしさに何度も見返したくなり、巻き戻したりスロー再生してしまうので、視聴には通常の何倍もの時間がかかります。

    トールは「人間は愚かだ戦ってばかり」と言いますが、果たして自分たちはどうなのか?神と争い、調和勢・混沌勢間で殺し合いもしている。そのことに疑問を持ち、自由に考えることができるようになったとき、他者(異種族)とのコミュニケーションが生まれ、お互いを理解することができるようになる。そんなお話だと感じました。

    本編とは関係ありませんが、TV放送で見ていたときに流れた京アニの CM に、不意を突かれて涙が出そうになりました。

    オススメの回

    最終回「生生流転(でも立ち止まるのもありですかね)」の A パートです。

    何かの謎が明かされるとか、大きなどんでん返しがあるわけじゃない、日常のひとコマを描いた回ですが、ドラゴンと人間が揃ってお祭りを楽しむ様子が実にほのぼのとした、心地のよい満足感を得られる回です。

    才川の「おばあちゃんになっても」という言葉に対する、カンナちゃんのしばしの沈黙と「才川、長生きして」のセリフに、人間とドラゴンの違いを意識させられ、この日常はいつまでも続くわけじゃないことに気付いて、ハッとしました。

    小林さんとトールが歩きながら話すシーンは、種族も性別も関係なくお互いの理解を深める、心の異種間コミュニケーションを体現するものでした。

     

    「小林さんちのメイドラゴンS」の関連リンク

  • Wikipedia:小林さんちのメイドラゴン
  • TVアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」公式サイト
    キャラクター紹介ページの、それぞれのキャラへのトールたちのコメントが最高です。
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    「SCARLET NEXUS (スカーレット・ネクサス)」の評価と感想:設定てんこ盛りアニメ

    アニメ SCARLET NEXUS のイメージ

    「SCARLET NEXUS」の評価

    「怪異」と呼ばれる正体不明の敵と戦う軍に入隊した主人公の二人が、国家の秘密に触れ、陰謀に巻き込まれながら、世界の破滅を防ぐために暗中模索する物語。

    見てもらいたい度:❤️❤️➖➖➖

    オススメ・ポイント

    アニメに投入できるネタの限界に挑戦するかのような、てんこ盛りの設定が「味」です。 超能力にタイムリープに正体不明の敵、陰謀、裏切り、クーデター、出生の秘密に知られざる歴史、人造人間に宇宙航行に世界の滅び、13話まででこんなにあります。 「なんじゃこりゃ!?」と思いつつ、続々と披露されるネタにB級映画を観ているような楽しさを感じます。

    主人公の二人は、しょっちゅう頭痛くなる人たちで、一人は戦いの最中に幻覚を見るは、もう一人は作戦中に記憶を飛ばすはで、これで軍隊の小隊長だというんだから、「そりゃ世界滅びるわ」と、ツッコミがはかどるアニメです。

    オススメの回

    6話「破滅の明日」です。 この回のクライマックス、「オレを殺してくれぇ〜!あぁぁぉおぁ〜」を聴いたら、もうこのアニメの視聴をやめることはできません

     

    SCARLET NEXUS 参考リンク


     

     

    「精霊幻想記」の評価と感想:昼ドラ妹アニメ

    大樹

    「精霊幻想記」の評価

    母を殺した仇への復習を心に誓う主人公が、様々な困難に遭いながら成長し、ある事件をきっかけに自分探しの旅に出る物語。

    見てもらいたい度:❤️❤️❤️➖➖

    オススメ・ポイント

    多様な国、世界が描かれ、主人公も登場人物も魅力的でとても面白く見れました。主人公の身の上とか、あらぬ誤解を受けて堪え忍ぶところなど、昼ドラを観てるような気分にさせてくれます

    恩人のちっちゃいゆうな先生に始まり、命を助けた妹お姫様、妹分となった獣人っ子、母親の故郷での他人の妹など、主人公を囲むたくさんの妹キャラも見どころです。

    オススメの回

    第11話「白銀の花嫁」です。ちっちゃいゆうな先生が思わず発してしまう心の叫びにぐっときます。

     

    この先、ネタバレありです。

    「精霊幻想記」の感想

    昼ドラ感は狙ってのこと?

    このアニメ、どうしてこう昼ドラっぽく感じるのでしょう?

    • 数々の差別や誤解を受けながら、くさらず、ひがまず、地道に努力する「おしん」タイプの主人公。
    • 主人公に敵対する嫌なヤツが、妹ちゃんにも酷いことをする鬼畜として描かれ(4話)、許すべからざる敵役としてとてもわかりやすい。
    • 『かあはぁさんぐは、おほぉぞく…』(8話)。主人公が、実は王家の血筋をひくものという王道の展開。
    • ちっちゃいゆうな先生の秘めた気持ちが爆発した、第11話での『じゃあリオが私をもらってくれるのっ!?』という、ドストレートロマンス超特急なセリフ。

    極めつけが第12話での結婚式に乱入して花嫁をさらっていく、これまた王道のシチュエーション。これらが相まって昼ドラ感を醸し出してる気がします。

    でもこれは悪いことではなくて、実に安心して違和感なくこのアニメに入り込める要因になっていますし、もしかしたら昼ドラ視聴層にファン層が広がるかもしれない。

    この昼ドラ感、この先の実写化を狙っての布石だったりして?

     

    その他「精霊幻想記」の雑感

    主人公はアクセまで買ってあげておいて、9話でのサヨちゃんのフリ方がちょっとひどすぎる!このシスコン野郎め!他人の妹には興味無いってか!

    異世界人に日本人の記憶が宿るという、転生物として珍しい設定でしたが、最終話で日本人そのものが転生(転送?)してきて、その設定をぶち壊してしまいます。そしてその流れを回収しないまま終了…。これはいかんです。思わず原作読んでしまいます。


    エンドカードが4コマ漫画になってるの、毎回楽しみに観てました。

     

    「精霊幻想記」の参考リンク

    問題の最終回のお話載ってます。


     

     

    「探偵はもう、死んでいる。」の評価と感想:せっかく魅力的な設定だったのにアニメ

    「探偵はもう、死んでいる。」の評価

    わけもわからず謎の探偵の助手にさせられ、振り回された挙句、独り残された主人公。 喪失感を抱え鬱々と過ごしていた主人公が、ヒロインとの運命的出会いをきっかけに、再び歩き出す物語。

    見てもらいたい度:❤️❤️➖➖➖

    オススメ・ポイント

    主役級が既に死んでるという、つかみバッチリな設定の上で、様々な謎も散りばめられていて、おまけにギャグも滑らず、キャラも魅力的、軽妙な会話も楽しく、とても興味をひかれる物語です。

    なのですが、残念なことに、そのせっかくの魅力を活かしきれていないように感じる作品でした。 ストーリー上で何故その選択をしたかの必然性が感じられなかったり、ネタバラシへ至る流れや伏線張りが巧くなかったりで、もっと驚かせてもらえたんじゃないか、もっと感動できたんじゃないかと思わずにいられません。 最終話最後の名前を告げるシーンも、驚きと感動の結末になるはずが、「そらそうでしょうね、知ってた」となってしまって、非常にもったいないと感じます。 本当はすごいのに、試合で本当の実力を発揮できていない選手、そんな感じでした。

    でも、打倒「世界の敵」に向かって主人公が決意を新たにするところで物語は終わっており、いわば序章です。 ストーリー自体はとても好きなので、続きを観たいとも思っています。

    オススメの回

    第8話「そうしてもう一度、旅にでる」です。

    アリシア(長縄先生)の魅力爆発! 終盤のアリシアと主人公のやりとり、「本当はもっと探偵やりたかったんだけど…」に涙腺崩壊の回です。

    第11話も、回想シーンなどかなり感動的なのですが、主人公とシャルのなんとも煮えきらない戦いっぷり、敵の中二具合、最後の主人公のセリフにどうにも興が削がれてしまいます。その状況で、そんな冷静に気取ったこと言う? そこは素を出してほしかったです。

    「探偵はもう、死んでいる。」の参考リンク

  • Wikipedia 探偵はもう、死んでいる。
  • TVアニメ「探偵はもう、死んでいる。」公式サイト
  • 原作小説「探偵はもう、死んでいる。」
  • 世界の敵 ヘルさんが表紙!

     

     

    「月が導く異世界道中」の評価と感想:これでブサイクならあたしどうなるのアニメ

    「月が導く異世界道中」の評価

    勇者として異世界に送られながら、「ぶさいく」という理由で女神から疎まれ、世界の果てに捨てられてしまった主人公が、地球側の神の月読命様から授かった加護の力を頼りに、新しい世界を造っていく物語。

    2期の制作も決まっているとのことで、とても楽しみにしている作品です。

    見てもらいたい度:❤️❤️❤️➖➖

    オススメ・ポイント

    とても面白いアニメなんですが、もったいないことに、世界観の設定がちょっとゆるいというか、ぴりっとしないところが気になります。 例えば、蜃気楼都市がどこにどうやって現れて、どういう風に消えるのか、いまひとつ具体的に見えてこないため、「なんかいい感じに現れて、いい感じに消えるんだろうな」と感じてしまい、他人事というか、その世界にどっぷりと入り込めない気がしました。

    巴と澪のキャラはとても好きで、二人の絡みが回を追うごとにちょっとくどく感じてくるところはあるけど、でも好きで、二人で強さを張り合って最初ハチャメチャに大暴れしてたのに、後半はなんかおとなしくなってスケールが小さくなっちゃったなというのはあるけど、でも好きで、巴は最初は天然のアホキャラっぽかったけど、後半いろいろと気をまわせる大人の女性になってきて、でも澪のほうはそういう変化があまり見られず残念だなというのはあるけど、でも好きでした。

    1話と4話のエンディングテーマの遊びもいいですね。こういうの大好きです。4話エンディングを歌うときの巴と澪の顔ったら!

    オススメの回

    第一夜「勇者…失格」です。

    しのごの言わずにいきなり面白いところから入る気持ちよさ、「ブサイクだから」という理由で女神に捨てられる設定の面白さ、「男の夢たる数々の品物(Hなあれなど)は私が責任を持って処分しておこう」「あんた神だよ!」というノリに、このアニメの良さが凝縮されてる気がします。


    「月が導く異世界道中」の参考リンク



     

     

    「出会って5秒でバトル」の評価と感想:設定とっ散らかりアニメ

    非情なバトル

    「出会って5秒でバトル」の評価

    底意地の悪い猫マジシャンにさらわれてきた人間同士が闘わせられる不条理な世界で、主人公がいかに生き残っていくかを描く物語。

    見てもらいたい度:❤️❤️➖➖➖

    オススメ・ポイント

    さらわれた先の世界で、ひとりひとりに闘うための能力が与えられるのですが、主人公に与えられた能力の設定が面白く、これによって力や技による単純な闘いではなく、心理戦や頭脳戦を楽しめるところがこのアニメの魅力だと思います。主人公もこの能力に見合う頭脳と度胸と冷静さと計算高さと非情さを持っていて魅力的です。

    登場人物それぞれの性格と、与えられた能力の組み合わせも上手いこと設定されていて、それぞれの能力との相性などパズル的な面白さが見応えありました

    オススメの回

    第4話「皮肉屋」です。 主人公のスケコマシに見えてどこまでも計算高い性格にシビレます。主人公と霧崎とのやり取りも可笑しくて楽しいです。

     

    この先、ネタバレあります。

    「出会って5秒でバトル」の感想

    設定も展開も面白いのですが、その設定に説得力、納得感に欠けるところがあって、

    • 不条理な世界にいきなり連れてこられて、そんな短時間で状況を受け入れて闘いに臨めるものか?
    • 第1戦で大怪我してた人が第2戦に平気な顔で参加してる!?
    • 負けたら全員殺されるイベントが7日後に行われると聞かされて、「みんなでがんばろー」「おうっ!」ってなるかね?
    • 主人公を巡って女の子二人の気持ちを揺さぶっておいて、その後特になにもない
    • 団体戦での霧崎の立ち位置は結局どっちだったんだ?
    • 心理戦と頭脳戦で引っ張ってきたのに、ラスボス線の結末は結局それ?

    など、主人公の部屋と同じく設定もストーリーも散らかりっぱなしだったのが少し残念でした。

    作中では説明はありませんでしたが、怪我がすぐ治るなどからして、主人公たちは夢の中で闘わされていたんでしょう。映画「マトリックス」の第一作でのネロのカンフーファイティングのような、ああいうイメージ。優利が天才的というのは、身体的な才能というより夢の中で具体的にイメージできる能力、「できる」と信じられる能力なのかもしれません。

    次回予告の魅音とヤンの掛け合いが愉快でとても面白かったのですが、本編でヤン必要だったかな?

     

    「出会って5秒でバトル」の参考リンク

    最終回後のストーリーです。

     

     

    「ぶらどらぶ」の評価と感想:映画好きならきっともっと楽しめるアニメ

    血い

    「ぶらどらぶ」の評価

    吸血鬼の少女を助けるため、主人公は学校で献血部を立ち上げる。その献血部の面々と吸血鬼少女が繰り広げるドタバタギャグのシュールなアニメ。

    見てもらいたい度:❤️❤️➖➖➖

    オススメ・ポイント

    昭和のドタバタコメディを現在の絵でやってみたという印象を受けました。原作・総監督 押井守さんの色なのか、時折、アニメ「うる星やつら」を観ているような気分になります。実際、7話ではメガネも登場(?)します。

    奇数回のオープニングアニメは詩的で美しく、これだけでもこのアニメを観た価値があったと感じます。本編の水彩画のような背景も素晴らしいです。


    奇数回のオープニング見てもらいたい度:❤️❤️❤️❤️❤️

    オススメの回

    第7話 「Day for Night」です。

    本編中で語られる映画「アメリカの夜」のエピソードどおり「猫が思い通りに動いてくれず、何度も撮影をやり直す」というシーンを入れてみたり、劇中で撮影される映画もこの回の終わりもヌーベルバーグ調になっていたりと、凝りようが楽しいです。

    最後のマキの独白はこのアニメの監督自身の言葉なのでは?

     

    「ぶらどらぶ」の感想

    9話「ボルト式」はタイトルから導入部、エンディングまでもろに「ねじ式」だし、他の回では映画に関する話が随所に出てきます。10話「婚約者は人造人間」での腐乱犬八十八は、新幹線と並走する絵が「エイトマン」だったり、コスプレ同好会カオルのコスプレにも昭和の香りがします。

    • ウルトラセブン ウルトラ警備隊
    • 鉄人28号
    • ストリートファイター 春麗
    • キャプテン・ハーロック

    昔の漫画やアニメ、そして映画に詳しければ、きっともっと楽しめるのだろうと思います。3話「さばと・ナイト・フィーバー」では唐突に爆撃機の解説が入って、私には何のことかわからなかったのですが、これもきっともっといろんな知識・教養があれば楽しめたんだろうなと感じました。

    5話「父ちゃんが来た」で父ちゃんの言った「この友情決して実らぬぞ」と、12話「インタビュー・ウィズ・マイ」での血祭先生の「いずれ血を吸われる日が来るかもしれん。その覚悟はあるのか?」というセリフにこのアニメのテーマがあるように思いました。

     

    「ぶらどらぶ」の参考リンク


    「ぶらどらぶ」関連商品


     

     

    「ぼくたちのリメイク」の評価と感想:「しかたない」は親の仇アニメ


    「ぼくたちのリメイク」の評価

    人生の岐路となった大学進学当時にタイムスリップした主人公が、クリエイターとしての人生をやり直そうとする物語。 「あのときああしていれば…」誰もが思う人生やり直しの夢を実現してなお、思い通りにはならない人生。 過去を変えた結果、果たして自分や周りの人は幸せになれるのか?

    見てもらいたい度:❤️❤️❤️➖➖

    オススメ・ポイント

    「しかたない」とか「あきらめる」という言葉に対して親の仇かのように過剰反応する主人公から、自分の求めるものに真正面から本気で向き合うことを学べます。

    主要キャラは皆とても魅力的で、作画も綺麗で安定していています。ストーリーも最初から最後まで波がなく面白いです。

    クリエイターの世界の厳しさを知る加納、河瀬川姉妹の言葉も刺さります。

     

    オススメの回

    第3話「ぼくは何者なんだろうって」です。 このアニメの魅力の一つである、物づくりへの情熱、主人公の機転と本気度が見られる回です。

     

    ※この先ネタバレ含みます。

     

    「ぼくたちのリメイク」の感想

    ストーリーは間違いなく面白いんですが、終わり方にいまひとつ納得感が得られませんでした。 やり直しのやり直しで、『ナナコの自主性を大切にすることにした』とか『シノアキにきっかけを作り、御法 彩花に希望をもたせるために』とか、それって今までとやってること同じじゃない? 『未来で得た熱量があるから信じて動いていける』の根拠もよくわからなくて、『リメイクはまだ始まったばかりだ!』に、「いやいや、一旦終わらせようよ」と思ってしまいました。

    その他気になるところとして、『ぜってぇーなんとかする!』という言い方は主人公のキャラに合わない気がするし、白濁液とか気持ち悪いだけだから、そういうの要らないからとか、シェアハウスに自分の他に3人居る時点でプラチナ世代だと視聴者にはわかるんだから、主人公も早く気づいてもらわないとしらけるとか、そういうところがちょっと残念でした。

    そういう残念な点はありつつも、やっぱりストーリーは面白く、特に第8話「『結果』を出して」以降の、物づくりの雲行きが怪しくなっていくところからが抜群に面白いです。 納期のために進行を優先させた主人公。そのために嘘をついていないだろうか? 自分にも他人にも。 ツラユキの「それってオレが書く意味本当にあるのか?」と、シノアキの「本当にこれでよかったん?」がドキリとさせます。

    クリエイターの創作意欲と商業としての妥協、クリエイターってお金が欲しいだけで創作してるわけじゃないけど、創作を続けるにはお金は必要だし、このアニメを通してそこの難しさを感じることができました。

    余談:第2話で主人公が提示したアイデアがツラユキが密かに温めていたものだったことを、ツラユキが「これはただの偶然なのか?それとも…」と主人公に詰め寄るシーンを見て、主人公だけじゃなくて、河瀬川とかプラチナ世代の3人も、実は人生やり直しのためにタイムスリップしてきてたんだとしたら?とか考えてみましたが、さすがに設定がややこしくてグッチャグチャになりそうですね。

     

    「ぼくたちのリメイク」の参考リンク


    だから、そういうとこだぞ!