囲炉裏と鉄瓶

「日常」の評価

独特で多彩なキャラが織りなす、ありそうで絶対にない日常のシチュエーションを描く、唯一無二の独特の雰囲気を持つギャグアニメです。

見てもらいたい度:❤️❤️❤️❤️❤️

オススメ・ポイント

可愛いキャラに、どこからどう飛んでくるかわからないギャグ、摩訶不思議な出来事が普通の街に日常として溶け込んでいる世界。その中で単にギャグが連発されるだけでなく、友情や家族愛が感じられるエピソードもあるところに魅力を感じます。

晩夏の夕方、友達と遊んだ帰り道、近所の夕飯の仕度の匂いを感じながら我が家に向かう途中のような、なぜだかそんな懐かしさを感じるところもあって、不条理なギャグアニメのはずなのに不思議なんです。

今でも何回でも見て、その度に笑え、その度にほっこりできる、そんなアニメです。

オススメの回

あえて一つ選ぶなら「日常の第十九話」ですが、どれもこれも面白くて、どれを観ても同じぐらい楽しめるでしょう。
ただ、前の話の場面が伏線になっている場合もあるので順番に観るとより楽しめると思います。

お腹いたいんだけど

校長と鹿の死闘(第六話 日常の24)とか、みおちゃんがゆっこに弁当頼む話(第十四話 日常の58)、みおちゃんが棒高跳び飛べないやつ(第十九話 日常の79)とか大笑いしちゃう。

なの、博士、阪本さん、ゆっこ、みおちゃん、まいちゃんの主要キャラみんな好きです。 第十四話のなのちゃんが初めて学校に行く回のなのちゃんの嬉しそうなこと。 安中ちゃんの「えぇーーー」(第十話 日常の41)も好き!

博士の声は回を追うごとに可愛くなってく気がします。 第十八話のビスケット2号のくだりでの「どうしたのビスケット2号?(チラッ、チラッ」からの「博士ちょっと間違えちゃったかも」の流れが最高にかわいい!

次回予告が「次回の日常は第五話です」とか確かに予告だけど(笑。 教室の張り紙とか街中の看板とかの細かい所でもクスッと笑えるような作り込みがされてて感心しちゃいます。

フェイ王国のウッドキューブ(第七話 日常の27)があれだってことに、オチの前までに気付かなかったのくやしかったなぁ。

あと、これは「KAMAKURA」という名の謎キャラらしいんだけど、2021年の今、この形に”日常”と添字があるとなんだか意味深な絵になっちゃいましたね。

あらゐけいいち「日常」のKAMAKURA


こんな日常無いんだけど

ありえない非現実的な出来事ばかりなんだけど、なんだかよく知っている日常の光景に見えてくる気がして不思議です。

エピソードの芯の部分は皆が経験した日常の中の印象的なひとコマなのかな?
第二十五話の失恋したちゃんみおの気持ちわかる。 これぐらいの力出るよね。 これぐらい大暴れしないと忘れられないよね。 人は忘れたくて、走るのか、踊るのか、自暴自棄になって喧嘩をするのか、浴びるほどお酒を飲むのか、お風呂でひとり泣くのか、何かしらした経験あると思う。
そんなときの気持ちを思い出して、共感して、自分の日常の中のシーン(失恋て日常かな?)と結びつくのかな?

単純な馬鹿でありたいんだけど

大笑いするだけじゃなくて、ジーンとする話もあったり、全体的になんだか懐かしさを感じることが多かったです。

第二十五話のほっこり友情話とか、最終回のなのちゃんが「日常」という言葉をつぶやく所とかすごく良かったです。

第一話「やる気」で始まり、最終回「やる気」で終わるとこもよかった。
 単純な馬鹿でありたい
 単純な馬鹿がいる
私もゆっこみたいに生きたいかも。

ゆっこ死んでないんだけど

なんか巷ではゆっこが死んだことになっていて、死因は何だったのか?ということを気にしてる方もいるんだとか。

「日常」の中でゆっこが死んだということはなくて、どうもファンの方の創作動画が元でゆっこが死んだという話しが拡がったらしいです。

その創作動画については「ゆっこのいない日常」で検索してみてください。

原作者 あらゐけいいち さんの漫画単行本最終巻の告知動画「10巻告知漫画」にもちゃんとゆっこは登場しています。

でも、脱皮して羽化してるからこれは生きていると言えるんだろうか?

日常と直接関係は無いけど、あらゐけいいち さんの短編「絵描きうた」とってもいいです。
愉快でほのぼの、ちょっとジーンとさせてくれるところは「日常」と似た雰囲気を感じます。

どんな風に、どんな気持ちで「日常」を描いてたのかな、なんて想像しちゃいます。


参考リンク