鹿児島ユナイテッドFC目線での観戦記です。

 

GWの白波スタジアム、強烈な日差しにこんがり

地域リーグ 第13節
鹿児島ユナイテッドFC vs サガン鳥栖
2026/04/29 Wed 14:03 KICK OFF

1 - 1 からの PK戦 11 - 10 で鹿児島勝利
試合結果 - 鹿児島ユナイテッドFC オフィシャルサイト
  • 気温: 26度
  • 天候: 晴。鹿児島らしさ全開の強烈な日差し。洗濯物がよく乾く。

 

千布の CB 起用と梅木のボランチ初スタメン

今節のスタメンで目を引いたのは、7 千布の起用。予想フォーメーションでは右サイドに名前があったので驚きましたが、蓋を開けてみると昨季に活躍を見せた CB のポジション。それにより 35 江川が右サイドでプレーするかたちとなりました。

また、前節途中出場した特別指定選手の大学生 32 梅木がボランチで初スタメン。J リーグまだ 2試合目とは思えない、落ち着いたまずまずのプレーを見せてくれました。

 

教科書に載るお手本のようなセットプレー弾

先制点は前半30分、コーナーキックから。ニアで 18 河村が頭でスラしてファーへ、それをヘディング大将 5 山田が中へ折り返し、35 江川がヘディングでゴール左上隅に叩き込む!教習所で習った通りの美しいゴール。

テゲバジャーロ宮崎戦後の監督インタビューで「セットプレーで点を取るところが大事」と語っていた村主監督の言葉どおりの展開。いいよいいよ!

前半開始早々の 18 河村の決定機は、FW としてぜひ決めてほしかった。ただ、試合を通じてチャンスそのものが少ないのでミスが目立ってしまうのは気の毒なところ。もっと沢山シュートを打たせてあげてほしいし、打たせてもらえる場面をもっと欲張って作っていってほしい。

 

堅守はどこへ?得点力不足は相変わらず

先制はしたものの、前半は終始押される展開。鳥栖からのプレスを受けてパスがうまく回せず、攻め込まれてボールを奪ってもクリアするのがせいぜい。対して鳥栖は厳しいプレッシャーの中でもパスを繋げられており、力の差を感じさせられました。

今節は珍しく、ハーフタイムで 2選手を交代。後半は交代で入った 14 吉尾が、相手のプレッシャーの中でもパスを通せるようになり、攻撃が活性化しました。しかし、なかなかシュートまで持っていけず、後半 22分に同点弾を食らい、35分にはオフサイドに救われたものの、あわや逆転というピンチが続きます。

試合を通じてのシュート数は 7本と、鹿児島にしては少ない数字。攻撃力不足はいよいよ深刻です。先制したのに試合運びが楽になった感じは一切なく、なんとか勝ちを拾った形でした。

 

絶望からの逆転。川上の神セーブと、13人の強心臓

90分で決着つかず、PK 戦へ。鹿児島の最初の 2人が立て続けに失敗する絶望的展開となりましたが、スタンドの応援は止むことなく、選手を後押しし続けました。

鳥栖の 5人目——これが決まったら敗戦という場面で、21 川上のビッグセーブが炸裂!これで勢いづき、最後は 11 対 10 という壮絶な闘いを制しました。

13人のPK は心臓が保たない。
キーパーが止めて終わるならまだしも、外して終えるのは後味が悪い。やっぱり PK は嫌いです。北九州戦での 8人目に続き、今節は 13人目までもつれ込む…。この調子では、いつかサポーターが先に倒れます

21 川上は PK 戦での 5人目阻止という大貢献。次は、前線へのフィードなどキックの精度が上がるとさらに頼もしい存在になっていくはず。期待しています。

 

鳥栖の17番と、魅惑の男女混声コーラス

マッチスポンサーの挨拶が始まっても、ピッチ上で練習を続ける鳥栖の選手たち。これはいただけない。印象良くないです。

一方、鳥栖サポーターの応援には唸らされました。ユニフォームや横断幕に「17番」の文字が目立つので何だろうと思ったら、クラブ創設にまつわる深い歴史があるのですね。クラブとサポーターが受け継いできた重みを感じます。
そして鳥栖の応援チャントから聞こえてくる、魅惑の男女混声コーラス(?)。鹿児島もあんな声が出せるといいな、とうっかり耳を澄ましてしまいました。