鹿児島ユナイテッドFC観戦記: J2・J3百年構想リーグ第9節 ギラヴァンツ北九州
鹿児島ユナイテッドFC目線での観戦記です。
心臓に悪い PK 戦。胃薬持参すればよかった「九州南北対決」
地域リーグ 第9節
鹿児島ユナイテッドFC vs ギラヴァンツ北九州
2026/04/05 Sun 14:03 KICK OFF
1 - 1 からの PK戦 8 - 7 で鹿児島勝利
試合結果 - 鹿児島ユナイテッドFC オフィシャルサイト
- 気温: 22度
- 天候: 晴ときどき曇り
九州南北対決での辛勝。PK 戦は身体と心に悪い。
DF江川の帰還と勝負の綾
鹿児島は基本の構え 4 - 4 - 2、北九州は 3 - 4 - 2 -1。
嬉しいことに 35 江川 の怪我が治り、移籍後初出場、初スタメンを飾り、右のセンターバックに入りました。これで守備陣が厚く(そして熱く)なります!
さて、試合の方、3月の 4試合は無失点が続いた鹿児島。いつの間に"堅守の鹿児島"になったのか?これから暑くなっていく中、この全員のハードワークによる守備をいつまで続けられるでしょうか?
今節でも、相手のサイドチェンジにも全員が素早くスライドして、サイドからの侵入を上手く防げていました。前半 25分にセットプレーから先制して攻撃面も好調。前半だけで 9本のシュートを打てています。
しかし、前半 35分ぐらいからは、相手のシャドーがサイドに流れてウィングバックと連携してのサイド攻撃が目立つようになる。特に相手 66 髙橋選手の動きがやっかいで手を焼かされます。
この試合ではヘディングでボールを競る際に頭を打つシーンが目立ちました。前半 33分には 5 山田 と"ごっつんこ"した相手 22 生駒選手 が脳震盪で交代する場面も。
勝負へのこだわりが生んだ熱いプレーを否定はできないものの、怪我には気をつけてほしい。
後半に入っても鹿児島ペースで進み、ここまでシュートらしいシュートが無かった後半22分、北九州から晴天の霹靂たる弾丸ミドルが飛び出しました。キーパー 21 川上 はブラインドだったか、虚を突かれたか、反応が少し遅れたのが残念です。
このスーパー・ゴールを放ったのが、前半の脳震盪事故の交代で入った 23 前田選手。被害を被ったはずの事故が、得点を呼び込んだかたちです。これが"勝負の綾"というやつでしょうか。
その後お互いゴール無く、鹿児島ホームで初の PK 戦へ。結果は相手の 8人目の失敗で決着。
キーパーが止めて勝ったんじゃなく、相手がふかしてしまってうなだれているのを見ながらじゃ、歓声は上げ辛いよね。上げちゃったけど。
勝ち点「2」を得たのか、「3」を逃がしたのか
前回もふれた得点力不足は未だ解消されていません。これで、大分戦以来、流れの中での得点は 450分間無し。毎回相手より多いシュート数を誇ってはいますが、得点に至らないのでは仕方ない。
今回、相手の枠内シュートは 1本に抑えたのに、その 1本で勝ち点 3を逃しました。追加点を奪える力がほしいですね。それが無いと堅守だけではこの先厳しそうです。
地獄のトレーニング確定?村主イズムと乳酸ジレンマ
村主博正 監督インタビューでロアッソ熊本戦での得点シーンを振り返り、『日々の乳酸に負けない強さを出していかないといけない。トレーニングの日々の積み上げは大事だ』とのこと。
つまり、
と、いうわけで、選手が頑張れば頑張るほど、日々のトレーニングはキツくなる。このジレンマを超えて結果を出すのは、選手個々の「勝ちたい」「チームのためになりたい」という強い気持ちか、あるいは「乳酸に勝ちたいなら乳酸を作らなければいいのでは?」と、サボって上手いことやる極上のズルかのどちらかだろう。
前者でお願い!