評価というより "私の好き嫌い" です。評価が低いのは作品が駄目ということではなく、その良さに私が気付けなかっただけです。
お勧めポイントや残念に感じた点に共感していただけたり、作品の魅力の発見に繋げていただけると嬉しいです。

目次


  

「阿波連さんははかれない season2」の評価と感想:


奇抜な笑いと暖かな心で綴る、"ラブ" が色恋よりも信頼、尊敬、親愛の感情寄りの青春ラブコメ。


「阿波連さんははかれない season2」の評価

【見てもらいたい度:🎨🎨🎨➖➖(3/5)】

 

オススメ・ポイント

  • シュールなギャグで笑わせてくれる。
  • それぞれのキャラの心の深いところに触れたり、シリアスな側面を見せたりもする。
  • その笑いとシリアスの塩梅、変化具合のバランスが抜群に良い。
  • 2期から見始めた人でも問題なく楽しめるよう配慮された上手な導入。
  • ライドウ君(主役の片方)の変人っぷり。

主役の二人が基本的に無表情で無口だからアクションや動きが少なくて、間やセリフ、声の演技で作っていくことになり、声優さんの演技が肝になると思います。
そして、その声の演技の表現力がこれもうバッチリなのです。

 

オススメの回

第3話「体育祭じゃね?」です。
阿波連さんの健気さと、ライドウ君の男らしさが存分に発揮された、体育祭での青春エピソードです。

A パートの "パンツ破れ隠しアクション" も爆笑必至でお勧めです。

 

残念ポイント

第2話「つぶつぶじゃね?」のタヌキは、阿波連さんあまり関係無かったし、少々悪ノリが過ぎたかな?と感じました。

 

「阿波連さんははかれない season2」のあれこれ感想

ED 曲好きです。歌詞も良いですね。

🎵 ずっとずっと側に居てよ 鼻先かぶれるくらいに

アレルギー反応も気にならないほどに、 "好き" という気持ちがよく伝わってきます。🙃

 

「阿波連さんははかれない season2」の関連リンク

 

 

「ある魔女が死ぬまで」の評価と感想


余命宣告を受けても元気で明るいおっさん魔女が、笑いと涙で織りなす上質なヒューマンドラマ


「ある魔女が死ぬまで」の評価

【見てもらいたい度:🦉🦉🦉➖➖(3/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 一話目の掴みが早い上に強烈。ズバッと本題に入ってがっちり視聴者を掴まえる握力がすごい。
  • ズベリー(主人公)のおっさん臭がすごい。
  • ボケとツッコミの妙味が楽しめる、ズベリーとソフィ(天才魔少女)の漫才。
  • こわもてで厳しそうに見えて、心の底から優しいお師匠さまが素敵。

お師匠さんが主人公のことをとても気にかけてるのがわかります。わざとらしくなく、恩着せがましくなく、あくまで自然に、主人公のために行動しているのがとても素敵だな、こんな大人になりたいなと思わせてくれました。

 

オススメの回

第5話「祭典の夜空に花は咲く」です。
普段無口で無表情で無愛想なソフィが感情を爆発させる場面と心からの笑顔を見せる場面、それらを引き出したズベリーの言葉と行動が友情と思いやりに溢れていて、二人の関係がちょっと羨しくなるような回でした。
エンディング曲への流れも爽やかで切ない、良演出です。

第1話「余命一年の魔女」での 『アンナ、もう我慢しなくていい…?』も涙腺崩壊必至でお勧めです。

 

残念ポイント

核心であるはずの「死」の切実さを感じさせないのはわざとかもしれないけど、感じさせてくれないのはやっぱり残念。

ネタバレになるから書かないけど、最終話そうきますか?

 

「ある魔女が死ぬまで」のあれこれ感想

不幸な運命であるはずの主人公がめっちゃ明くて、すごく良い子だから、この子が死んじゃうのか、と思うとせつない気持ちになる。
…と、思っていたのに、回を追うごとに話が死から離れていっちゃって、本人にも友人にもあまり焦りは見えないしで、せつなさが萎んでしまいました。

時間が過ぎていってもあまり焦る様子が見えないのは、ズベリーがメンタルお化けだからか、それとも魔女だと死生観が違うからでしょうか?

 

「ある魔女が死ぬまで」の関連リンク

 

 

「一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる」の評価と感想


「同じコインでも金貨もあれば銀貨もある。人間も同じだ。命の価値は平等ではない」そう言われて、全てのコインを余裕で拾っていく天才治癒師の主人公

きれい事は言わず、どんな状況でもぶれずに淡々と我が道を行く、クールに見えて実は優しい主人公が、今日もどこかで誰かを救うヒューマンドラマ。

【タイトルおせっかい解説】
「闇」とは闇魔術じゃなくて、闇営業の方の闇。
「追放」は本人もあまり気にしてなさそうだし、タイトルに入れるほどの重大事ではないかも。


「一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる」の評価

【見てもらいたい度:🩹🩹🩹➖➖(3/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 抑えた演技で冴えたツッコミをかます主人公
  • 「ヒーラーは治療できて三流、人を癒して二流、世の中を良くして一流」などと、闇営業者とは思えない名言を吐く主人公
  • ヒロイン陣と全くベタベタもデレデレもテレテレもしないクールな主人公

レイス(幽霊であり、闇治療院の家主、あるいは同居人?)は、その喋りも存在も個性的。彼女の神秘性もあって予言めいた発言には違和感がなく、物語の進む先をほのめかし、出来事や事件の唐突感を柔らげる効果を出しています。キャラクターの使い方の巧さを感じました。

 

オススメの回

第6話「冒険の終わり」です。
いい話でまとまりそうなところをぶち壊す鉄拳制裁が痛快!それでも、最後はいい話に着地させてしまう主人公のかっこよさにシビレます。

 

残念ポイント

ヒロイン陣の亜人三人衆が、やや十把一絡げ的な扱いに感じられたのは残念でした。
それぞれの個性を活かしたエピソードがもっと欲しかったです。

 

「一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる」のあれこれ感想

ヒロイン陣をメインに、ひとりひとりフィーチャーしていく凝った ED が、劇中では描かれないキャラクターの一面を見せてくれて毎回楽しみでした。

OP も、ストーリーの前半後半でタイトルロゴにある登場人物のシルエットを変えるという凝りよう。
公式サイトにある OFFICIAL ART や応援イラストなどを見ても、かなり愛されている作品と感じます。

それにしても、妹キャラちゃんは "かませ犬" で、メインヒロインはレイスだったとは!騙されました!

 

「一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる」の関連リンク

 

 

「片田舎のおっさん、剣聖になる」の評価と感想


(ラテンの血は熱いですね😅)

強いだけじゃ剣聖とは言えない。
これは、真っ当な大人が、様々な事件や冒険や人助けや勧誘を経ながら、地に足のついた真っ当な生活を送っていく剣客活劇です。


「片田舎のおっさん、剣聖になる」の評価

【見てもらいたい度:⚔️⚔️⚔️➖➖(3/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 真面目だけど固くはない、穏かで優しく、真っ当な心と言動の、気のいい "おっさん" 主人公。
  • 相手をぶっ倒しまくって派手に無双!ではなく、どんな相手でも負けることなく凌ぎきる、という渋い凄み。
  • 剣さばきの動作がダンスのように美しい。
  • 最初から飛ばしまくりの "セルフ・オートマチック・ツンデレ・おとぼけヒロイン" を始めとする、個性豊かなヒロイン陣。

 

オススメの回

第9話「片田舎のおっさん、ひさしぶりに狩りに行く」です。
真っ当な大人である主人公と、彼に引き取られた子供の、お互いを思いやる気持ちが爽やかな感動をくれる回です。

第8話「片田舎のおっさん、神速の剣を食らう」もよかったです。
元教え子の セルフ・オートマチック・ツンデレ・おとぼけヒロイン 騎士団団長との手合わせは見応え十分!

『オレみたいなおっさんが、そこ気にしなくなったら、おしまいだから』これが大人の "わきまえ" ってものですね。これは忘れずにいたい

 

残念ポイント

特にありません。

 

「片田舎のおっさん、剣聖になる」のあれこれ感想

真っ当な大人の良き心と行いを普通に描いて、それが面白い物語になるって、この世の中大丈夫なんでしょうか

本当は皆「こうなりたい」と思っているのでは?
ズル賢いほうが得するような世の中で、一人だけ真っ当に生きるのは馬鹿みたいというか損するような気持ちについなっちゃって、せめて物語の中だけは真っ当な人間がちゃんと評価されることを願う気持ちがあるのかもしれません。

 

「片田舎のおっさん、剣聖になる」の関連リンク

 

 

「勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~」の評価と感想:


「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」と言われるが、あまりに有能すぎる味方はそれを超越して敵にも味方にも恐れられ、その慌てぶりに、観ている視聴者は大爆笑、という物語。


「勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~」の評価

【見てもらいたい度:🐣🐣➖➖➖(2/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 主人公が天然の規格外能力者だけど、すごいことやってると本人が全く気付かないので、「なんかやっちゃいました?」臭がしない。
  • 主人公が健気で明るくて、前向きで真面目で笑顔が可愛い。これは誰からも好かれる。
  • 主人公が素直すぎて悪い人にすぐ騙されそう。これは誰の母性をもくすぐる。

主人公のぶっ飛んだ能力発揮のハチャメチャ具合(ちょうど固いパンがあるから地面を掘れる、ってどゆこと?)に大笑いできます。
途中からは主人公よりも主人公の出身の村の方が気になってきました。一体どんな逸材が…?

 

オススメの回

第10話「ユーリシアのデート」です。
主人公の非常識っぷりと自己評価の勘違いぶりが綺麗にはまった、勧善懲悪のシンプルなエピソードです。

この後、 "饅頭" が終盤クライマックスのキーアイテムになっていく展開も上手くできていてお勧めです。

 

残念ポイント

こんなに行く先々で派手に能力発揮しちゃう主人公がパーティをクビになるのはあまりに不自然では?
さらに、卵から三歳児ぐらいの子供が生まれたり、いきなり魔王討伐を依頼されたりするのはあまりに突拍子が無さすぎると思うのです。

 

「勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~」のあれこれ感想

決して嫌いな作品ではなかったのですが、「その場面で "〜て、よくある話ですよね" とはあまり言わないよね?」という違和感がずっと気になって、個人的には作品世界に没入しきれませんでした。残念です。

 

「勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~」の関連リンク

 

 

「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」の評価と感想


愛情・憎悪・劣等感、どれも人を変え、人を動かす原動力。
しかし、そのベクトルの向きと行き着く先はまるで違うことを教えてくれる、アクションヒューマンドラマ。


「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」の評価

【見てもらいたい度:👩‍🦳👩‍🦳👩‍🦳➖➖(3/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 幸せを知っていく完璧聖女側と、不幸を背負っていく妹ちゃん側の二本立てが楽しめる。
  • こっちが主役かもと思えるほど、妹ちゃんが明るくて、前向きで、賢くて、心が強く正しく、魅力的。
  • 妹ちゃん側のエピソードのおかげで、追放した側がいわゆる「ざまぁ展開」で終わらない見所を提供してくれる。
  • 姉妹愛が美しく、そしてドラマチック。

 

オススメの回

#8「勇気をくれたあなたと」です。
政治的陰謀や駆け引きの面白さと姉妹愛の美しさが存分に味わえる回です。

主要登場人物たちの関係が明らかになり、完璧な聖女なのに隣国に売られてしまった理由の想像もついて、いろいろと腑に落ちる回でもありました。

 

残念ポイント

歴代最高の実力者である聖女を、笑わないし可愛げがないからと他国に売る設定に無理を感じました。

シーズン中盤以降でわかってはくるんですが、私の理解力の無さか、最初のうちは他国に売られる理由の核心部分が掴めず、ストーリーに集中しきれませんでした。
導入部分でもう少しわかり易い理由付けが欲しかったと思います。

 

「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」の関連リンク

 

 

「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II」の評価と感想


舞台は、帝国と皇庁、二つの大国の思惑が交錯する世界。

第3王女の引率で皇庁に物見遊山にやってきた帝国兵たち。第1王女をつかまえて『わぁ〜、綺麗な人〜。誰だろぅ〜?』と呆けてる間に第3王女が居なくなって、さあ大変。

第2王女の色惚けがやっと収まったと思ったらもう最終回だったという物語。


「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II」の評価

見てもらいたい度:👸👸➖➖➖(2/5)

 

オススメ・ポイント

  • 皇庁側の事件と陰謀、それぞれの関係者の思惑が交錯するシリアスな展開に興味を引かれる。
  • そこに、そんなのそっちのけの乱入者が加わる混沌具合。
  • 第2王女の側近兼メイドの子のボケが冴えてる。

 

オススメの回

第4話「血脈 ―イリーティアと申します―」です。
女王の『それが過ちでした』のセリフが、主役ふたりのシリアスな未来を想起させ、それまでおとぼけメイドとか色呆け王女とかでグダグダになりかけた流れを引き締めてくれました。

…のだけれど、その後のお色気パンティでけっきょくまたグダグダに。

 

残念ポイント

盛りのついた第2王女がちょっとキツかったです。

帝国兵隊長の可愛らしさを強調するのはわかるけど、その行動が訓練を受けた者とは思えない粗忽さで、あまりのリアリティのなさに思わず白けてしまう瞬間がありました。

ネタバレになるので控えますが、そういう最終回?何?番宣?

 

「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II」のあれこれ感想

でも、三期があれば「今度こそは!」と思ってきっと観るでしょう

 

「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II」の関連リンク

 

 

「ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる」の評価と感想


異色のタイトルに惹かれて、もっとベタにゴリラゴリラしててよかったのになぁと思いながら観るアクションラブコメです。


「ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる」の評価

【見てもらいたい度:🦍🦍➖➖➖(2/5)】

 

オススメ・ポイント

  • ゴリパワーが発揮される場面が痛快
  • ゴリラの神様が「ウホッオォォ〜ン」と顔を赤らめたりとか可愛いかったりする

 

オススメの回

第6話「雪と炎のゴリ・ラバーズ」です。
ルイ先輩(ゴリ令嬢の相手役)が実はアレで、ナニのことをああだったという衝撃の真実が明るみに出るトンデモ展開!

ゴリラパワーも存分に発揮し、オチも決まって、こういうのを待ってましたと満足の回でした。

 

残念ポイント

普通のラブコメになってしまって、せっかくのゴリラがもったいない。

 

「ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる」のあれこれ感想

界隈での「ウホッ!」の意味、印象を変えるかもしれないと期待していたのですが…。

タイトルに「可愛がられる」とあるけれど、大して可愛がられてない。"可愛がり" の意味はいろいろあれど、騎士団での彼女の扱いは、どの可愛がりにも該当してない気がします。

 

「ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる」の関連リンク

 

 

「ざつ旅-That's Journey-」の評価と感想


旅が与えてくれるインスピレーション、心の成長、気づき、友情の深まり。
旅には観光地や名物以外にも良いものがあるんだよ、と優しく教えてくれる物語。


「ざつ旅-That's Journey-」の評価

【見てもらいたい度:🚶‍♀️🚶‍♀️🚶‍♀️🚶‍♀️➖(4/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 登場キャラが、可愛さ・綺麗さ・エロさなどの見た目の個性を売りにしておらず、行動・言動・心情で魅せる。
  • 下調べ不足で名物見れずのハプニング、それさえも楽しむ余裕、ガツガツしてなさ、目的はそれじゃないという "旅" の味わい。
  • なんというか、 "旅" であって "旅行" じゃないという感じ?

 

オススメの回

一番は第9旅「温泉で完成して、初日の出」です。
八甲田山での靄や、潮岬での星空や行く道を照らす灯台の光、『いつもあるはずなのに見えてなかった』のセリフなど、数々の象徴的な描写が美しい回です。
旅と日常生活と人生とが別々のものじゃなく、繋った一つのものと感じられて、清々しい気持ちになりました。私、何かを悟ってしまったかもしれません。

第5旅「カラスと龍と蕎麦と離島」の A パートは、ヤケで始めてわけもわからずに終えた一人旅から友人や先輩後輩といっしょの旅を経て、再び一人旅をしたことで自分にとっての旅が見えてくる、一人旅の醍醐味が味わえる、こちらもお勧めの回です。

第10旅「ココロのふるさと」の友情エピソードはハッスー(元気キャラ)の意外な一面のギャップが効いていて、こちらもお勧めです。

 

残念ポイント

特にありません。

 

「ざつ旅-That's Journey-」のあれこれ感想

主人公が「スランプ脱出のために新しい刺激を求めて旅に出る」という理由付けや、本人が若干ヤケになってる設定が、旅先でのいろんな挑戦の自然な流れを生んでいて上手いと思います。

主人公が、女性を強調した個性ではなく、友人・後輩・先輩に対する思いやり、自身の酷な状況に思わず笑ってしまうような根っこの強さなどの性格的な個性で魅せてくれて、とても好きになったキャラクターでした

 

「ざつ旅-That's Journey-」の関連リンク

 

 

「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ~そのに~」の評価と感想


1話での簡潔で見事なあらすじ解説や、『ギルドの受付おつかれさま〜』の挨拶でキャラの職業紹介をしたりと、ゆるふわだけど細かいところがしっかり出来てるアットホーム・コメディ。

『ステキな出会いに恵まれ…』のシーンがライカ(レッドドラゴン)をぶん殴ってる絵なのも高ポイント!


「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ~そのに~」の評価

【見てもらいたい度:🧙‍♀️🧙‍♀️➖➖➖(2/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 新キャラ追加でにぎやかさアップ
  • それぞれのキャラの個性を活かしたエピソードがバラエティ豊か

 

オススメの回

#09「悪霊の陛下と会った」です。
他人を思いやる気持ち、友情、感謝、優しさ、愛情、この作品の良さが詰まっています。

サンドラ(新入りっ子)のツンデレ娘っぷりと高原の魔女のおかあさんっぷり、ロザリー(任侠幽霊)の男気や、フラットルテ(アホの子担当)の尾行中の言動などにキャラらしさが出ていて楽しかったです。

 

残念ポイント

キャラが増えてにぎやかになった反面、一人一人に十分に構うことができなくなった感がありました。既存キャラのエピソードを、もっとゆっくりじっくり楽しみたかったと感じました。

作画に、いまひとつキャラの可愛さの魅力が感じられませんでした。特にベルゼブブさんの妖艶さと可愛らしさの融合が見えなかったのは残念至極(血の涙)

 

「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ~そのに~」のあれこれ感想

原作小説の CM 登場キャラのほうが可愛く見えるのは問題では?
マーケティング的には正解なのかな?

 

「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ~そのに~」の関連リンク

 

 

「神統記-テオゴニア-」の評価と感想


気持っち悪い、よくそんなもの食べられるな、という生体ドーピングによって土地神に選ばれた少年が、その力と責任に悩み成長していく様を描くアクションファンタジー。


「神統記-テオゴニア-」の評価

【見てもらいたい度:🫀🫀🫀🫀➖(4/5)】

 

オススメ・ポイント

  • ストーリーにも設定にもキャラにも派手さはないが、ファンタジー要素がちゃんと面白い。
  • 奇をてらったところがなく、王道展開で安心して楽しめる。
  • 登場人物それぞれが "真剣な覚悟" を持ってるので見入ってしまう。

主人公は転生者らしいですが、前の世界での記憶が「よくわからない、変な記憶」という扱いが斬新でした。
前世で学んだのであろう、細胞や分子といったおぼろげな概念を、この世界の力に応用して必殺の技を生みだす展開に、従来の "無双" とは違う新鮮さを感じます。

 

オススメの回

第4話「小楽園」です。
いろんな人との関わりが増えて、ストーリーがここからさらに面白くなってくる回です。

主人公の過去の境遇を通して、世界観がより分かりやすく見えてきます。不思議な"谷"や"神様"の謎も魅力的です。

 

残念ポイント

派手さはないけど面白いということは、つまり地味です。
奇をてらったところがなく王道展開なのは、裏を返せば驚きがないということです。

私はそれでいいんだけど、あなたはどうですか?

 

「神統記-テオゴニア-」のあれこれ感想

第10話「鼎の大神」での『強きと弱きを選別するため、神様は戦を望んでいるのかも』というセリフなど、刺さる言葉やシチュエーションが多くありました。

1クール、2クールといわず、ずっとやっていて欲しいアニメです。

 

「神統記-テオゴニア-」の関連リンク

 

 

「忍者と殺し屋のふたりぐらし」の評価と感想


裏社会にも表の社会にも、殺す側にも殺される側にも、それぞれ人がいて、生活があって、友情がある

殺人マシーンが人の心を取り戻していく、裏社会友情物語。


「忍者と殺し屋のふたりぐらし」の評価

【見てもらいたい度:🍃🍃🍃🍃➖(4/5)】

 

オススメ・ポイント

  • よくある展開から想定外の返しや結末が出てくる面白さ。
  • 殺伐、冷酷、残酷、非情、がウリではないところ。
  • 心の置き場がわからなくなり、「いい加減にしてくれ!どういう気持ちで観たらいいんだ、このアニメ…」となるところ。
  • えげつない事するキャラの見た目がとても可愛い。
  • 殺し屋ちゃんが美味しいもの食べたときのニッコニコの笑顔も可愛い。
  • 殺し屋ライバルちゃんの脇役感が話を回しつつ、主役を邪魔せず、ちょうど良い。
  • 敵キャラを次々と贅沢に使い捨てる断捨離ズム

 

オススメの回

第七葉「殺し屋とクラスメイトのおともだち」です。
このエピソードは、ぜひご自身の目で観て、そのなんとも言えなくなる気持ちを体験していただきたいです。

最後のチラシ配りはやむにやまれず、友人のためというより自分の気持ちの整理であり、どうすることもできない現実に対する祈りや、あるいは懺悔のようなものに見えました。

 

残念ポイント

子供が見ちゃいけない気がする。真に受けてしまって、この作品の持つ独特の「ギャップの面白さ」が理解できない子がいたら怖い。

 

「忍者と殺し屋のふたりぐらし」のあれこれ感想

主役二人の間に生じた「ロボ子」を巡る亀裂を丁寧に描き、話を引っ張って二人の気持ちをちゃんと描いてくるなど、ストーリーテリングの面でも引き込まれました。最終回がこれほど爽やかに終わるとは、初回視聴時点では正直想像していませんでした。

 

「忍者と殺し屋のふたりぐらし」の関連リンク

 

 

「履いてください、鷹峰さん」の評価と感想


恋に不器用な高スペック純心痴女生徒会長と、平々凡々な鈍感男子との、一風変わったラブコメです。


「履いてください、鷹峰さん」の評価

【見てもらいたい度:🩲🩲🩲➖➖(3/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 純心痴女 会長の「痴女」部分に最初は引くけれど、「純真」部分が見えてきて段々と好きになり、気が付いたら虜に。
  • 無理筋の設定を見事に最後まで貫き通し、強引ながらも、なんだかんだ巧いことストーリーに活かしてくる手腕。

純心痴女 会長、初回は『何この悪辣変態少女?』と感じました。
でも、回を追うごとに不器用なところや可愛らしい面が見えてきて、いろいろと強がりでやっていること、鈍感男子が言うように"トゲだらけの言葉の内にある優しさ"が分かるようになると、どんどん好きになっていきました

それもあって、最終回での劇中劇の見事なアドリブによる "ラブ" 面のクライマックスシーンでは、その時の 純心痴女 会長の気持ちを考えると、ちょっと泣きそうになりました。

 

オススメの回

第5話「あなたにニャンニャンさせてほしいニャン。」です。
完璧なはずの 純心痴女 会長の可愛い弱点や、 純心痴女 会長と鈍感男子の過去が見られます。

過去の思い出に対する 純心痴女 会長と鈍感男子の捉え方の違いが、今の二人の気持ちに繋っているように思え、この異常な関係性にも変な説得力を感じました。

 

残念ポイント

純心痴女 会長が能力を使う、いわゆる変身バンク的なシーンがいささかクドい。ここをエロいシーンにして毎回楽しみにさせないでどーする!

純心痴女 会長が思い描く H な妄想が、完全に男の子のそれで実にエロい(…これは残念ポイントなのかな?)。

 

「履いてください、鷹峰さん」のあれこれ感想

パンツを脱いだらネオンの蝶々が扉を開けて、した事を無かったことにできるって、いったい何を食べたらそんな狂った設定を思い付けるのかしら?

パンツ 2枚履いてれば、着替えずに能力使えるのでは? 先生!重ね着したパンツは下着に入りますか?

 

「履いてください、鷹峰さん」の関連リンク

 

 

「日々は過ぎれど飯うまし」の評価と感想


引っ込み思案の女の子が、得意な料理と大好きなごはんをきっかけに友達ができ、少しずつ積極的に変わっていく。
そんな心の成長の物語を、思わずよだれが出そうな料理と共に描く、これをおかずにご飯を食べられる、最凶飯テロ日常系アニメです。


「日々は過ぎれど飯うまし」の評価

【見てもらいたい度:🍲🍲🍲➖➖(3/5)】

 

オススメ・ポイント

  • ほのぼのとした日常や、ちょっとしたハプニングに、コミカルな要素が散りばめられていて飽きさせない。
  • 一応主人公はいるが、5人の女の子それぞれが主人公でも成り立ちそうなほどに、キャラクターそれぞれの個性がしっかり出ている。
  • 引っ込み思案だった主人公が少しずつ殻を破り、世界が広く明くなっていく様が爽やかで微笑ましい。
  • 出てくる食べ物が本当に美味しそうで、食べた過ぎてめまいがしてきてヤバイ。
  • 主人公の顔芸は見逃せない!

 

オススメの回

第1話「食文化研究部へようこそ」です。
料理も美味しそうですが、食べてるときの表情や、お米視点からの炊き上がりの湯気など、どれにも "美味しそう" の説得力があってお腹が空いて困ります。とくとご覧ください。

 

残念ポイント

1話のソースカツ丼はモデルとなったお店がアニメ放送直後に閉店となり、「二度と食べられない」という地獄の苦しみ(飯トラウマ)を視聴者に与えてしまう。

 

「日々は過ぎれど飯うまし」のあれこれ感想

誰に対しても丁寧語を話し、人当たりがよく、それでいて慣れ慣れしくはない"つつじ"ちゃん(5人の女の子のうちの一人)。
"自分"を持っていて超然としたところがありながら俗っぽいところもある。誰に対しても口調は丁寧だし、真面目で固いかと思いきや、おふざけもできるしノリも良かったりする。そんなキャラに魅力を感じました。

つつじちゃんの体力の無さと、エナジードリンクの摂取量が心配です…

 

「日々は過ぎれど飯うまし」の関連リンク

 

 

「mono」の評価と感想


家にいながらにして、いろいろな角度で楽しい休日を味わわせてくれる、旅に温泉にグルメにと遊び呆ける日常アニメ。


「mono」の評価

【見てもらいたい度:🍧🍧🍧🍧➖(4/5)】

 

オススメ・ポイント

  • 家に居ながら、 "アクティブで楽しい休日を過ごした感" でリフレッシュ。
  • フレッシュな季節感にあふれた夏のエピソードで夏を満喫。
  • 登場人物の感情を直接的に描くことは無いが、表情やセリフで想像させてくれる「余白」がある。
  • 登場キャラが皆好感度が高く、キャラの魅力だけでも十分に観ていられる。特に敷島さんがユニーク。
  • 敷島さんの喋り方と表情(基本無表情)がくせになる。
  • 見掛けによらずなんでも器用にこなす敷島さんがくせになる。
  • 回を追うごとに、同級生にちょっとずつ近付いていく敷島さんが微笑ましくて、くせになる。

ビビッドな "夏感" の表現は特に素晴らしかったです。おかげで、夏本番前に「夏の終りの寂しさ」を感じてしまいました

 

オススメの回

#2「メイキング・オブ・空撮!!/クラスメイト訪ねて三千里~モトブログパート12~」です。
敷島さん登場回。それだけでお勧めの理由には十分なのです。

 

残念ポイント

敷島さんが初回から登場しなかったことです。

 

「mono」のあれこれ感想

この作品も、ゆるキャンも、趣味の楽しさを見せてくれるのが上手いと思います。今までさほど興味が無かったものでも、気が付けばワクワクしながら観てしまっている… そんな力を感じます。

#12「POVホラーどうでしょう」は、最後の最後のサプライズが 1話に繋って、初心に戻ってここからまた新たなことが始まる期待を感じさせる爽やかな最終回でした。

ぜひ、2期、3期と続いてほしいです。敷島さんが 1年生のころの、映画研究部を舞台としたスピンオフなんかもあったりしたら、さらに嬉しいです。

 

「mono」の関連リンク