鹿児島ユナイテッドFC観戦記: 26-27 J3リーグ第9節 福島ユナイテッドFC
鹿児島ユナイテッドFC目線での観戦記です。
「生きる伝説」拝謁と、白波を襲う猛攻!坂田の死守で掴んだ勝ち点3
J3リーグ 第9節
鹿児島ユナイテッドFC vs 福島ユナイテッドFC
2026/10/04 Sun 18:03 KICK OFF
3 - 2 で鹿児島勝利
試合結果 - 鹿児島ユナイテッドFC オフィシャルサイト
- 気温: 26度
- 天候: 晴
カズに始まり、カズに終わった第9節。生きる伝説を肉眼で拝むことができて、ありがたや〜ありがたや。
劣勢を跳ね返すドンピシャヘッド
スタメンは、前節負傷交代の 4 広瀬に代わって久々の出場となる 5 山田、そしてボランチ 8 藤村に代わって、こちらも久々の 19 稲葉が入りました。36 池田と 5 山田のセンターバックは、おそらく初めての組み合わせ。コンビネーションはどうだろうか?
19 稲葉はいつも通り、相手の攻撃の芽を摘むべく走り回ってくれていました。危険と見たときのゴール前まで戻るダッシュのスピードには目を見張るものがあります。
前半、鹿児島が先制するまでは福島さんに押されっぱなしの展開でした。鋭い縦パスを連発され、クリアはことごとく拾われ、コーナーキックも連続。あわや失点というシーンが何度もありました。運に助けられた面があったとしても、ここを凌げたのは大きい。
その押されっぱなしだった前半20分、前線に蹴ったボールを 18 河村が収め、そこから逆サイドへパスを繋ぎ、上がったクロスに 9 有田がドンピシャのヘッドを決めて先制ゴール!
有田無双 & 渉ちゃんゴラッソ、これは勝った!
今節の 9 有田は、まさにスーパーな活躍。2得点 1アシストはもちろん、足元でボールを収めるポストプレーが素晴らしく、幾度も鹿児島のチャンスを作っていました。
前半36分、その 9 有田のポストから 7 渉ちゃんにパスが渡り、ゴール右上隅へダイレクトで完璧なコースに放ったシュートは、まさにゴラッソ!鳥肌ものの絶品ビューティフルゴールでした。
そして後半14分、9 有田がペナルティエリア内で足を引っ掛けられて PK を獲得。これをいいコースに危なげなく決め、鹿児島 3点目。3 - 0 です。これは勝ちました。
3 - 0 からまさか… 不安の残る守備
ところが、あと30分失点せずに終われればパーフェクト、と思っていたのに、まさかの PK 献上。鹿児島目線の贔屓目かもしれないけれど、あれでファウルはちょっと厳しすぎるのでは?
福島さんは縦への推進力がすごい。特に中盤の 10 針谷選手と 30 狩野選手が脅威でした。後半は前に人数をかけてきて、3 - 1 にされてからはまた押されっぱなしの展開に。後半41分の2失点目は、ゴールまでの経路の各所でマークが少しずつずれてしまっていました。
今節は鹿児島の守備がピリッとしなかったように見えましたが、その根本原因を私は見抜けませんでした。初めて組んだ CB コンビは特に問題なかったようですが、全体の守備の切り替えが遅かったのか、あるいは別の何かなのか?
後半33分に 7 渉ちゃんに代わって 20 圓道が入りました。いつもならここで 2 嵯峨が右に移動し、圓道は左サイドに入るはずが、今回は珍しくそのまま右サイドに入ってプレーしていました。この辺りも関係したのでしょうか?
身を投げ打った守護神 坂田。首位は守ったぞ
試合後、担架で運ばれていった 31 坂田が心配です。後半ロスタイムのシュートを防いだプレー(このファインプレーが無ければ鹿児島の勝ちは無かったかも)の際に、ポストにぶつけたのだろうか?
3 - 0 から 3 - 2 にされて、不安の残る試合でした。スタッツを見ると、シュート数もコーナーキック数も劣っていました。首位は守っているものの、ここまで平均 1失点以上しており、優勝を目指すチームとして、とても盤石とは言えません。
とは言っても、結果を見れば開幕から 9戦負け無しなわけで、ここは粘り強く改善を重ねる踏ん張りどころですね。
試合後に見たトラック上の「キングカズ」
11 三浦知良選手の、試合前のウォーミングアップで元気にボールを蹴る姿を見られて嬉しかったです。これだけで今日はチケットの元が取れました。
試合後、しばらくスタンドで待っていたら、なんとカズさんが控えの選手を引き連れて、挨拶ではなくトレーニングをしに現れました!
陸上のトラックを使っての 50m走を 8本ほど黙々とこなし、トレーニング後は選手全員とハイタッチ、そして福島サポーターさんらに手を振って去っていかれました。
ストイックな姿勢、若手選手を引っ張る態度、ファンを大切にする姿、これがプロの背中か、と感動しきりでした。