2023年秋放送アニメの感想やオススメと感じたポイントを、それぞれ簡潔に記しました。

「評価」と記していますが、単なる私の好き嫌いです。当然のことながら、私の評価がその作品の良し悪しにいくらの影響を与えることもありません。私の好みに共感していただけるところがあったら嬉しいです。

目次


  

「アンダーニンジャ」の評価と感想:泥臭い科学忍者隊アニメ


現代に生きる忍者が他校に殴り込みに行ったら、自校の裏番が待っていたお話。


「アンダーニンジャ」の評価

見てもらいたい度:🥷🥷➖➖➖

 

オススメ・ポイント

  • シュールな笑いとシリアスな謎。
  • 忍者アクションは見応えあり。

 

オススメの回

第4話「忍びの掟は分かっているな?」です。

いろんなことが一気に明らかになる回で、本筋はここからと期待が膨らむ回でした。

 

「アンダーニンジャ」の感想

  • UN と忍者組織との対立関係に興味が持てず、視聴に熱が入りませんでした。
  • 前半時系列をたどるのがちょっとツライ。
  • 11話、エンディングがさり気なく変わっているのシブい。
  • 猫とバイクは何だったのでしょう?あれ必要ありました?

 

「アンダーニンジャ」の関連リンク

 

 

「陰の実力者になりたくて! 2nd season」の評価と感想:厨二に夢中アニメ


陰から世界を操る主人公としてのストーリー作りが三連敗する物語。


「陰の実力者になりたくて! 2nd season」の評価

見てもらいたい度:⛄️⛄️⛄️➖➖

 

オススメ・ポイント

主人公がかっこよければかっこいいほど笑えるのがさすがです。

 

オススメの回

#11「決断」です。

主人公の自分本位で趣味全開の思考とうっかり行為が、ローズ先輩の悲劇的境遇をひっくり返す。主人公も周辺もどっちもお互いに勘違いしながら進んでいくストーリー構成の巧みさに感心しました。

 

「陰の実力者になりたくて! 2nd season」の感想

  • アルファを始め、女の子の純な気持ちを弄ぶんじゃない!
  • この人は本当にシャドーガーデンのことどうでもいいんだな。
  • 本当はみんな薄々気づいてた。デルタを除いてきっとそうだろう。いや、デルタこそは最初から気づいていたのかも知れない。その上でありのままの主をそのまま愛した。
  • これ、全てが『魔力!魔力!魔力!』と叫びながらトラックに突っ込んだ一瞬の走馬灯なのでは?

 

「陰の実力者になりたくて! 2nd season」の関連リンク

 

 

「帰還者の魔法は特別です」の評価と感想:どのタイミングでヒロインといい仲になるんだアニメ


手痛い負け試合を体験した主人公が名トレーナーに生まれ変わり、ジャジャ馬と子犬を鍛えに鍛えまくる物語。


「帰還者の魔法は特別です」の評価

見てもらいたい度:🏋️‍♀️🏋️‍♀️🏋️‍♀️➖➖

 

オススメ・ポイント

  • タイトルから想像される "チートで無双してやっちゃいました" じゃないところ。
  • 1話冒頭で悲劇を見せて、そこに至る恐怖、切迫感を持たせることでやり直しの物語、主人公の行動に説得力と緊張感を与えている。
  • さらに、そこに悲恋のヒロインを入れているところがニクい。ツボをわかってるね!
  • エンディングの歌詞が実にキャッチー。

 

オススメの回

第7話「魔獣」です。

ヒロイン「どっちが本当のクズか試してみる?」の煽りが、痛快なエピソードの始まりを告げます。ここまで最初の悲劇的展開がだんだん薄れてきていたところで、再び喝を入れてくれるエピソードでした。

 

「帰還者の魔法は特別です」の感想

子犬のデレっぷりがワンパターンです。もっとあの手この手でデレて見せないと人気出ないぞ!日本の視聴者はデレには厳しいんだ。

 

「帰還者の魔法は特別です」の関連リンク

 

 

「聖剣学院の魔剣使い」の評価と感想:夜の魔王への道はこれからだアニメ


自分を助けようとして瀕死の重傷を負った少女を眷属として生き永らえさせたら、おねだりヒロインが爆誕してしまった物語。


「聖剣学院の魔剣使い」の評価

見てもらいたい度:🩸🩸🩸➖➖

 

オススメ・ポイント

  • 主人公の心の声の大人な考え方や態度と、外見の少年のあどけなさとのギャップ。
  • 『夜の魔王になっちゃうわよ!(冗談』『魔王であることがバレた!?(真剣』等のギャグが巧い。
  • Cパートが愉快。

 

オススメの回

ep|6「魔王の覚悟」です。

おとぼけ犬や筋肉痛魔王などのクスリと笑わせてくれる小ネタに、止め絵のメイド活躍シーン、はしたなき "おねだりヒロイン"、さらには魔王の過去の因縁など、見どころの多い回でした。

 

「聖剣学院の魔剣使い」の感想

  • 犬とメイドの活躍をもっと見たい。
  • 魔王にとってヒロインはロゼリアで、リーセリアはただの眷属で "おねだりヒロイン" に堕とされてるのは不憫。
  • 2話での入国審査的なやつ、一度レッド点いたらアウトでしょう。これで係員飛んでこないのはアカン。
  • オープニング映像がほとんど作中シーンの使いまわしですね。趣向を凝らしたオープニングやエンディングも楽しいけれど、これはこれで割り切って作られたとすれば "あり" だと思います。

 

「聖剣学院の魔剣使い」の関連リンク

 

 

「聖女の魔力は万能です Season2」の評価と感想:聖女のノロケで満腹ですアニメ


恋人キャラ、兄貴キャラ、弟キャラ、お父さんキャラに囲まれて幸せな主人公の人助け物語。


「聖女の魔力は万能です Season2」の評価

見てもらいたい度:💗💗💗➖➖

 

オススメ・ポイント

  • 聖女の人助けと聖女の恋物語の二本立てが楽しめます。
  • 聖女が欲のない普通の善良な娘で、その有り様がそれだけでもう十分に魅力的。

 

オススメの回

Episode06「天佑」です。

主人公の真心、聖女と呼ぶにふさわしい善行が気持ちの良いエピソード。国王の計らいも粋で素敵です。

 

「聖女の魔力は万能です Season2」の感想

  • やっぱりメガネ姿が最高であることを再確認したシーズン。
  • 一見さんお断りですね。一期視聴必須です。
  • 最終話の聖女の魔力大爆発、これじゃあ「あ〜、今夜やってんなー。お熱いことで🤭」と国中にすぐバレる。

 

「聖女の魔力は万能です Season2」の関連リンク

 

 

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」の評価と感想:革命が起きたの国王の責任ちゃうの?アニメ


国や家族のことよりも、とにかく自分の首が繋がることだけを願って必死に行動することが、結局良い結果を生むという、人生塞翁が馬な物語。


「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」の評価

見てもらいたい度:👸👸👸➖➖

 

オススメ・ポイント

  • 自身の過去に転生して運命を変える系のよくある設定だが、未来を変えたい動機を最初に強烈な形で見せることで、行動に説得力をもたせている。
  • 勘違いの流れがうまくハマっている。
    • 姫の発言が断頭台運命を避けるための自分本位な考えからのものなのに、周りが良い方に受け取ってしまう。
    • 発言や行動がどちらにも受け取れる納得のシチュエーションなのが効いている。
  • 善行の快進撃が痛快。
  • さりげないギャグが愉快。
    • 3話お風呂場でのガニ股
    • 馬のレバーは加熱しろ

 

オススメの回

第07話「ミーア姫、冴え渡る」

学園でのストーリーも楽しいですが、やはりこの回のような国の政治物の方が興味を惹かれて面白かったです。

 

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」の感想

後半の反乱エピソードはいまいちピリッとしなかったかな。そこまでが良すぎたからでしょうか。

 

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」の関連リンク

 

 

「でこぼこ魔女の親子事情」の評価と感想:おとぼけフェニックス無双アニメ


ボディーは大人な娘ちゃんのマザコン日記+異常者図鑑


「でこぼこ魔女の親子事情」の評価

見てもらいたい度:🔮🔮🔮➖➖

 

オススメ・ポイント

  • 娘ちゃんが純真な子供の残酷さでえげつないことを考えるところ。
  • ダイナマイトボディー美女が娘で、子供っぽい方がお母さんという(若干出オチ気味な)設定。
  • おとぼけフェニックスの絵と言動のギャップ。
  • 異常者がいっぱいでにぎやか。

 

オススメの回

#06「薔薇園のおしりあい事情」です。

娘のように見守ってきたその相手に自分の姿は見えない、お尻の切なさ、お尻の純愛。寓話として秀逸でした。

 

「でこぼこ魔女の親子事情」の感想

  • 娘ちゃんが考えることも言動もまるっきり子供で、豊満悩殺ボディーを活かす場面がない。
  • 娘ちゃんのエルフへの仕打ちがワンパターンか?
  • フェニックスが一番面白くて主人公らが不憫。
  • 9話でアリッサの父親が娘ちゃんを「どこかで見覚えが」みたいなことを言うが、その伏線が回収されないのはいかがなものか。娘ちゃんの出自も明かされないし。何か見落としたでしょうか?
  • 魔女なんだから、拾ったほうがが子供で拾われたほうが母になるという人知を超えた設定でもよかったのでは?(無責任なトンデモ視聴者が勝手なこと言ってます)

 

「でこぼこ魔女の親子事情」の関連リンク

 

 

「とあるおっさんのVRMMO活動記」の評価と感想:妖精ハーレム構築失敗アニメ


ゲームの面白い場面をいいアングルから撮って時系列に並べ、解説のナレーションも入れて物語風に編集した作品。


「とあるおっさんのVRMMO活動記」の評価

見てもらいたい度:🏹🏹🏹➖➖

 

オススメ・ポイント

  • ゲーム実況なんだけど、なかなかにスリリングで存外に面白い。
  • 他者との関係がなぁなぁではなく、自分の価値観に照らして大きなチャンスも蹴ってしまうとは、その意気やよし!

 

オススメの回

第9話「アース、妖精国へ行く」です。

手料理を振る舞って喜ばれる様がなんだか気持ちが良い。ほのぼのとした楽しさを感じられる回でした。

主人公が『ゲームの世界とはいえ、こんな夢を見られるプレイヤーなんて、ほんのひとにぎりなんだ』と言っているのを見て、これは"自分だけが特別待遇"と思わせるそういうゲームなのかもしれないと、ふと思いました。プレイヤーはそれぞれが皆、自分が主役だと思っているという仕組みのゲーム。

 

「とあるおっさんのVRMMO活動記」の感想

  • Blu-ray の CM を見ると低予算っぷりが感じられますが、こういうので十分、これぐらいでいいのよと思えます。
  • ゲーム運営者らしき人物たちのシーンはあるけれど、これはストーリー上どこの何に結びつくのかよくわかりません。続編に期待してということでしょうか?
  • クイーンの扱いがひどい。もっと優しくしてやりなさいよ、特に最後の別れは可哀想。この可哀想と思う気持ちがこれまた続編への期待につながるから悔しい。
  • 最後ぎくしゃくした感じで終わって後味が悪いです。この後味の悪さも続編への期待に繋がっちゃいますね。

 

「とあるおっさんのVRMMO活動記」の関連リンク

 

 

「豚のレバーは加熱しろ」の評価と感想:とにかく色々ともったいなかったアニメ


”美少女にお世話される、異世界いちゃラブ豚ファンタジー”なんかじゃ全然ない物語。


「豚のレバーは加熱しろ」の評価

見てもらいたい度:🐖🐖🐖🐖➖

 

オススメ・ポイント

  • 1話ではどうなることか、このままオタクの妄想につきあわされる少女を見続けるのは辛いと思っていましたが、2話からぐっと面白くなります。
  • 残酷な定めの少女を救う役なのが、普通なら屠殺場に連れられ人に食べられるのを待つだけの豚という皮肉。
  • 後述の感想にあるようにいろいろ残念なアニメだけど、観てほしいと思わせるものがあります。

 

オススメの回

第4話「豚の乗り方には注意しろ」です。

少女が、残酷な運命を静かに受け入れているように見えて、実は怖れ必死に救いを求めていたことがわかる。心優し(すぎる)少女の悲しすぎる宿命、主題歌のタイトル「私が笑う理由は」とエンディング曲の歌詞「もう、独りじゃないよ」が染みてきます。

 

「豚のレバーは加熱しろ」の感想

  • 最終回まで期間が空いたのは痛かった。
  • 10話、11話とどんどん作画が崩れていくのはまずかった。
    • 表情とか動きや会話のタイミングがちょっと変。
    • 動作や目線、無言の間とかの意図するところが読み取れない。
  • 最終回『豚のレバーは加熱しろ!』の声の演技は気持ちが入っていてよかった。ここで終わってもよかったと思う。
  • 最後、悲劇だったのか喜劇だったのかよくわからなくなった。
  • 喪失感を抱えたままで終えてもらったら、そのモヤモヤがこの物語を忘れられないものにしてくれたかもしれない。
  • エンディングのジェスのポーズ、同じポーズを鏡写しに切り替えて見せる演出は、ジェスの心の諦め悟った心と、怖い助けてほしいという2つの心を表しているように感じた。

 

「豚のレバーは加熱しろ」の関連リンク

 

 

「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」の評価と感想:日常系でも十分楽しいアニメ


いくつになっても、たとえ Sランクになっても、親にとって子供は子供、という物語。


「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」の評価

見てもらいたい度:🩼🩼🩼➖➖

 

オススメ・ポイント

  • 強くて包容力があって、ちゃんと叱る真っ当なお父さんが素敵。
  • お父さんの声しぶくて魅力的。
  • お父さんを絡めた日常エピソードが楽しい。

 

オススメの回

#4「トルネラの穏やかな日常、時々親子喧嘩」

おとぼけお父さんが皆の心をじんわり温かくしていく様が心地よい回です。お父さんのミリィちゃんへの心遣いを見ると、娘ちゃんが自慢したくなるのもわかります。


 

「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」の感想

  • 父性成分はお父さんで十分なのよ。マッチョ船長や仙人じいちゃんは要らんのよ。
  • キャラはどれも魅力的だし、ほのぼのエピソードも微笑ましくて良いのですが、肝心な本筋の魔王復活にあまり興味をそそられませんでした。
  • 森で見つけたもう一人の女の子や魔王復活に関連するらしい陰謀の謎が「中途半端に終わってしまった」という印象で、続編への期待に繋がらなかった気がします。次への期待となるのか、中途半端な終わりと受け止められるのか、両者の違いはどこで生じるのでしょう?

 

「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」の関連リンク

 

 

「星屑テレパス」の評価と感想:心の中ではめちゃ雄弁アニメ


3人の価値観に引き摺られるな。
たまに人と関わるのも楽しいものだ。だが、君が本質的に求めているものは独りの世界だ。

3人には理解できないだろう。「あなたの本当の気持ちはこれこれだ」なんて言うだろう。騙されちゃいけない。他人の価値観に影響を受けて、そうあるべきだなんて考えちゃいけない。

君は、孤独の中に生き、孤独のうちに死んでいく。それが君の定めだし、それが君のなによりの幸せなんだ。

という物語ではない。

「星屑テレパス」の評価

見てもらいたい度:🚀🚀🚀➖➖

 

オススメ・ポイント

  • キレイな絵で描かれる、夢か現実かわからないファンタジー感。
  • 絵だけでなく心(暗い絶望)も美しく描く。
  • 前半イライラするかもしれないけど、我慢して観てほしい。

 

オススメの回

第9話「惑星グラビティ」です。

『こんなことなら、ずっと独りでいればよかった』の気持ちはとてもよくわかります。主人公なりに真摯に懸命に努力してきた姿をここまでの話数で観てきたからこその説得力ある失望感です。

自分の気持ちをだましながら生きてきた(それもやむなしなのだが)主人公が、自分に正直になる瞬間、キラキラとともに宇宙人が現れるファンタジー感も見どころです。

 

「星屑テレパス」の感想

第10話「泣虫リスタート」もいい!

  • 挫折と立ち直りの描き方に無理矢理感が無い。
  • 観ていてこっ恥ずかしさを感じない。美しい。

なんか腹が立つ主人公

  • 話が通じないのを自分が特別な存在だからみたいな考えやめれ。
  • 先生が話してる最中に落書きしてて叱られて「恥かいた」とか自業自得だろう。
  • どこか他の場所ならって、隣の席の子が話しかけてくれたのに禄に挨拶もできないようなやつがどこ行ったって一緒じゃ。
  • 宇宙人とは仲良くできるのにって、だから地球人とか宇宙人とかじゃなくて、相手じゃなく自分のせいだと気付け。
  • ありがとうぐらいすっと言え!
  • もぉ〜!イライラするっ!!

でも、「ゴーグルかっこいいね!」でちょっと主人公が好きになった。その後はもう感情移入しまくり。

 

「星屑テレパス」の関連リンク

 

 

「Helck」の評価と感想:ただのズッコケおとぼけギャグアニメじゃないアニメ


喜悲劇の主人公 Helck をネタにヴァミリオ姐さんの素晴らしさを描く物語。


「Helck」の評価

見てもらいたい度:💪💪💪💪➖

 

オススメ・ポイント

  • 世界観、設定の説明を笑わせながら観せてくれる。
  • 観てる側が思ってることを登場人物が言ってくれて、こちらの違和感をちゃんと解消してくれる。
  • 主人公 Helck のボケとヴァミリオ姐さんのツッコミだけで笑えるように嵌めていってる。上手い。
  • 前半はおとぼけギャグ、5,6話から段々とシリアス。人間であるがゆえに人間を滅ぼそうとする人間 Helck の、悲しき勇者の面が見えてくる。
  • 前半の楽しかったころのヴァミリオ姐さんの「ナニナニだろが、ばかー!」と、19話ぐらいの「ばか…」「だろが…」の見事な演技の差。

 

オススメの回

前半の #6「襲来」をお薦めしておきます。

"人間滅ぼそう"の意味が明かされる回です。

 

「Helck」の感想

  • 回想編の人間側一般大衆の行動が不穏すぎる。デビルマンかこれ?
  • #18「笑顔」は、もうタイトルだけで泣けます。
  • #19「帝国四天王ヴァミリオ」での朝日をバックにしたヴァミリオ姐さんの語りは、秋アニメ屈指の名シーン!ヴァミリオ姐さん、人間(魔族だけど)として尊敬できる!一生ついていきます!

 

「Helck」の関連リンク

 

 

「ポーション頼みで生き延びます!」の評価と感想:日常から国同士の争いまでのスケール幅のあるアニメ


ポーションそのものよりもポーション容器の方の可能性に目をつけたしたたかさに、感心するやら呆れるやらしてしまう物語。


「ポーション頼みで生き延びます!」の評価

見てもらいたい度:🍱🍱🍱➖➖

 

オススメ・ポイント

  • ポーションを作り出せる能力を頼りに、身寄りもない女の子が一人で知らない土地で生きていこうとする逞しさ。
  • 理想の生活を手に入れるためにあの手この手で困難を乗り越える行動力。
  • 長いものに巻かれず、むしろ利用してしまうしたたかさ。
  • 後述のいろいろ荒いところは気になるものの、なんやかんや観てしまう面白さを持っています。

 

オススメの回

第4話「御使い様モードで反撃します!」です。

自分の思い通りに自分の思う善行を行い、権力に対しては屈せずにやり込める様が痛快です。終わり方も可愛げがあって爽やかでした。

 

「ポーション頼みで生き延びます!」の感想

  • 面白いんだけどいろいろ荒くてもったいない
    • 2話 寝起き機嫌悪い描写もなく、寝てるところに声かけられていきなり「うるせぇっ!」は唐突すぎる。
    • 2話 「これを見よ!」と女剣士がポーションを飲んで光り輝くけど、その前後で変化があったように見えない。公式サイトだと10代に若返ったらしい。
    • 3話 スリの現場から秘密結社の活躍場面への場面転換、たぶんスリの子が案内役の子なんだろうなとは思えるが、素直に時系列に沿って描いてもよかったのでは?
    • 4話 秘密結社を名乗っていながら、知り合った商人さんにあっさり正体バレてるし、そもそもすぐ仮面外すし、立場を固めるために自分から国中に存在を知らしめるしで、全然秘密じゃないじゃん?
    • 4話 「女神に誓ったから」で王室も手出しできなくなるなら何でもありになって国はぐちゃぐちゃになるのでは?
  • したたかさはあるけど可愛げが足りない。なんか活躍に爽快さが足りない。
    • 息をするようにウソをつく。
    • 心が強すぎる。弱さが少しも見えない。
  • そもそもポーション容器まで思い通りのものが作れて、しかも色や形だけでなく考えた通りの"機能"を持った物(もはや容器ではない)を生み出せるとなると、それはもう「ポーション頼み」ではない。

 

「ポーション頼みで生き延びます!」の関連リンク

 

 

「私の推しは悪役令嬢。」の評価と感想:百合で彩る純愛物語アニメ


ノーマルな悪役令嬢を中心に、ひと癖もふた癖もある女子たちが、いろんな恋愛感情の形を見せてくる物語。


「私の推しは悪役令嬢。」の評価

見てもらいたい度:⚜️⚜️⚜️⚜️➖

 

オススメ・ポイント

百合とか関係なく引き込まれる

  • 平民の振り切ったマゾっ気が炸裂する 1話、このテンションでずっと行くのだろうか?持つのだろうか?という感想が、3話のナレーション『好きになった瞬間から誰よりも遠い』でガラリと変わる。
  • 平民がほぼ唯一真面目に言う「絶対にあきらめないでください」というご令嬢へのセリフが、前フリとして視聴者の気を惹く効果を上手く出している。

OP、ED ともに曲がユニーク

  • 二人の声も良い。特にご令嬢のちょっと余裕がなくアップアップしてる感じの声と歌唱がすごく良い。
  • これはヘタということではなく、魅力があるということ。誰にも真似できない個性。
  • エンディングが二人の別バージョンなのも楽しい。 5話では二人の共同バージョン!凝ってる。

 

オススメの回

第6話「秘密の理由は他言無用。」です。

ご令嬢の過去のエピソードで感情移入しまくりの回でした。ご令嬢の平民への態度がだいぶ甘くなってきてるところも見どころ。

 

「私の推しは悪役令嬢。」の感想

  • ご令嬢が周りに冷たく辛く当たってしまうのは、自分の嫌なところ、悪い所を見ても付いてきてくれることを望むからでしょうか?
  • 平民が本気のときはご令嬢が仮面を被り、ご令嬢が本気を見せたときには平民が仮面をかぶってしまう、このやきもき感もたまりません。
  • 平民がご令嬢を思うときにとても優しい目をするところに愛情の本気を感じます。

 

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